輸入されているしじみの原産国は?

輸入されているしじみの原産国を紹介

しじみといえば、味噌汁などの和食はもちろん、チャーハンの具やおつまみとして食べることにも適している食材です。
日本人の食生活においてよく登場する食材といえます。
そんなしじみですが、実は一部海外からも輸入をしています。
中国や韓国、ロシア、台湾といった国から輸入しているしじみについて詳しく見ていきましょう。

中国

中国は国の面積が広いこともあり、しじみの漁獲量においては世界一位を記録したことがありました。
しかし、しじみを乱獲したことやしじみが育つ環境が悪化してしまったことから、現在ではしじみの漁獲量が全盛期よりも大幅に減っています。
しじみは淡水か、淡水と海水が混じっている汽水域という場所でないと育つことができません。しかも、綺麗な水でないと生息することができないため、川や湖の環境汚染には弱いです。
中国の環境汚染問題はしじみに対して大きなダメージを与えてしまったといえます。

韓国

韓国も昔はしじみがたくさん摂れていましたが、乱獲や環境汚染などの問題があったため、中国と同様に漁獲量が落ちています。日本のしじみ漁獲量の方が圧倒的に多く、韓国産のしじみを国内で見かけることは珍しいです。

ロシア

中国や韓国でしじみがまだ大量に獲れていた頃に比べると、ロシアのしじみ漁獲量は圧倒的に低いです。
しかし、2018年の段階では中国と韓国の漁獲量が落ちているため、ロシア産のしじみにも注目が集まっています。
ロシアでは環境汚染や乱獲による大幅な漁獲量低下は起こっておらず、綺麗な水のある汽水域でしじみが育っています。
日本で獲れるしじみと比べて粒が大きく、アミノ酸がたくさん含まれているため高品質なしじみであることが大きな特徴です。

台湾

台湾では、タイワンシジミという種類のしじみを獲ることができます。
タイワンシジミは、日本で獲れるヤマトシジミに見た目がそっくりですが、ヤマトシジミよりも強い生命力を持っているのが大きな特徴です。
ヤマトシジミよりも安い価格がつけられていることが多いため、台湾産のしじみを好んで購入する人もいます。
タイワンシジミは日本にも生息していることが分かっており、タイワンシジミが生息している影響でマシジミという種類のしじみが減少方向にあることも分かっています。
ちなみに、しじみというと日本だけで食べられているイメージが強いですが、台湾にもしじみを使った料理があるということをご存じでしょうか。
特に「しじみの?油漬け」というメニューを置いている飲食店は多く、お酒のおつまみとしても人気の高い一品です。

まとめ

国によってしじみの漁獲状態やしじみの種類は異なります。
ただし、現在日本国内で出回っている大半のしじみは国内で獲れたものです。
国産のしじみも手軽に入手できるため、海外の輸入品に対して警戒心がある場合でもそこまで不安になる必要はありません。