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しじみを調理する時のポイントは?

しじみの調理にはポイントが3つある

和食はもちろん、洋食や中華料理にもしじみは相性抜群ですが、どんなしじみ料理を作るのであっても必ず意識しておきたいポイントがいくつかあります。
そのポイントとは「砂抜きをする」「加熱をする」「冷凍保存をする」という3点です。
具体的にどのようなことに注意すべきか以下の項目で詳しく解説していきます。

砂抜きをする

生のしじみは、呼吸の際に水と共にたくさんの砂を吸い込んでいます。
何もせずに調理をしてしまうとしじみを噛んだ時に砂の感触がしてしまうため、調理前に必ず下準備をしなくてはいけません。
貝の吸い込んだ砂を取り出す作業のことを「砂抜き」といい、何時間もかかる作業であるため面倒に感じている人も多いです。
しかし、しじみの砂抜きは裏技を使うことによって、短時間で終わらせられます。
まず、45~50度のお湯を用意し、その中に生のしじみを入れます。
すると、15~20分ほどでしじみの貝殻が開き、砂が出てきます。これがしじみの砂抜きの裏技です。
本来であれば、塩水につけて長時間待たないといけないため、この裏技を使うことをおすすめします。

加熱を必ず行う

カキやホタテやアワビといった貝類は生で食べられますが、しじみは生で食べるのは危険です。しじみを料理で使用する場合は必ず加熱をした上で食べてください。
生のしじみにはさまざまな菌がついている可能性が高く、なかにはノロウイルスなどの激しい食中毒を引き起こすウイルスが潜んでいることもあります。
そのため、必ず85度以上のお湯で90秒以上加熱をしてください。そうすることによって、しじみを殺菌できます。

冷凍保存をするとしじみの含有成分が増える

「生のしじみをすぐに調理しなくてはいけない」という状況ではない場合、しじみを一旦冷凍しておくことをおすすめします。
なぜなら、しじみに含まれているコハク酸やオルニチンという成分は冷凍保存をすることによって増えるからです。
コハク酸はしじみの旨味成分であるため、コハク酸の数が増えると当然しじみの美味しさはアップします。
また、オルニチンは肝機能を向上する効果があり、成分の分解をスムーズにしてくれます。
生のしじみよりも冷凍したしじみの方が、メリットが豊富にあるため、ぜひ冷凍してから調理してみてください。

まとめ

今回紹介したしじみの調理のポイントを抑えていれば、しじみを美味しく安全に食べられます。
生のしじみを手に入れた時はぜひ上記のポイントを意識してみてください。