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しじみに含まれているビタミンB12について

しじみはビタミンB12が豊富な食べ物

しじみはビタミンを豊富に含んでいる食べ物で、なかでもビタミンB12をたくさん含んでいることで知られています。
人間が1日に摂取すべきビタミンB12の量は約2.4マイクログラムです。
それに対し、しじみに含まれているビタミンB12の量は100グラムあたり6.4マイクログラムであるため、しじみを摂取していれば十分な量のビタミンB12を得ることができます。

ビタミンB12が不足するとどうなるの?

ビタミンB12はしじみ以外にもさまざまな食べ物に含まれています。
そのため、偏った食生活を送っていないのであれば、基本的に不足することがありません。
しかし、肉や魚を一切食べず野菜ばかり摂取する人や、何らかの理由でビタミンB12の吸収に問題がある人はビタミンB12が不足する恐れがあります。
1日に摂取すべきビタミンB12の量は少ないですが、ビタミンB12は血液生成の手助けをする役目があるため、不足をすると十分な量の血液が作れません。そのため、継続的に不足すると巨赤芽球性貧血という貧血状態を起こします。
ビタミンB12を不足させないためにも、しじみをはじめとした魚介類や肉類を摂取することは非常に重要です。

しじみには他にも貧血予防に有効な成分がたくさん

ビタミンB12の摂取だけであれば、わざわざしじみにこだわる必要はありません。
しかし、しじみには貧血予防に有効な他の成分も豊富に含まれているため、多数の角度からのアプローチにより貧血対策が可能です。
以下の項目で、ビタミンB12以外に貧血予防できるしじみの成分を紹介しましょう。

鉄分

しじみには、100グラムあたり約5.3ミリグラムの鉄分が含まれています。
鉄分は血液を作る際に欠かせない成分のひとつで、鉄分が足りていないために貧血状態を起こす人は多いです。
ビタミンB12の量が足りていたとしても、血液の材料となる鉄分が不足してしまっているなら貧血を解消できません。
しじみを摂取すれば、造血作用のあるビタミン12と血液の材料である鉄分の両方を一度に体内へ取り入れることが可能です。

しじみには100グラムあたり約0.41ミリグラムの銅が含まれています。
銅はヘモグロビン(赤血球の中に含まれている重要な物質)を作る際、材料となる鉄を運ぶ役割を担っています。
そのため、ビタミンB12や鉄分が足りていたとしても銅が不足していたら貧血状態を起こします。

まとめ

しじみを摂取すれば、ビタミンB12だけでなく鉄分や銅といった血液を作る際に欠かせない成分を取り込むことができます。
偏った食事や体質の影響で貧血を起こしている場合は、ぜひしじみを摂取してみてはいかがでしょうか。