国内で獲れているしじみの産地はどこ?

しじみがたくさん獲れる場所はどこ?

日本で獲れるしじみの種類は主に3つあり、「ヤマトシジミ」「セタシジミ」「マシジミ」が挙げられます。
これらのしじみは、どれも限られた条件の場所でしか獲ることができないため、日本国内でも産地が限られています。
今回は日本国内にあるしじみの産地を詳しく紹介していきましょう。

島根県

島根県の松江市と出雲市の間にある宍道湖はしじみの産地として有名です。
宍道湖はとても広い湖で約79平方キロメートルもあるため、しじみをたくさん摂りやすいという特徴があります。
ここでは「ヤマトシジミ」を水揚げすることができ、長い間国内でしじみの漁獲量ナンバーワンを記録していましたが、平成25年ごろから漁獲量は減少していきました。
その原因として、小さな藻が増加しアオコと呼ばれる状態になる場所があったことや水質の変化などが挙げられています。そこで、しじみの水揚げ量を再び増加させるために改善が行われました。そのおかげで一時期落ち込んでいた水揚げ量は増加し、再び漁獲量1位に返り咲いたため、今後も国内のしじみ産地として注目すべき県といえます。
2018年の時点で島根県には300名程度のしじみ漁業者がおり、宍道湖でしじみを獲る様子は名物になっています。

青森県

青森県にある十三湖や小川原湖でもしじみがたくさん獲れています。
しじみの漁獲量は島根県に負けておらず、年によっては島根県を上回ることもありました。
特に十三湖で獲れるしじみは青森自慢の名産物であり、ふっくらとした身を持っていることで有名です。
しじみを使った郷土料理も多く、なかでも「しじみラーメン」は地元の人はもちろん、観光客からも評判です。

北海道

島根県や青森県に比べると漁獲量は劣りますが、北海道のパンケ沼や網走湖、天塩川などでもしじみを獲ることが可能です。
なかでも網走湖は北海道の中で一番のしじみ漁獲量を誇っており、平成28年度の漁獲量は853トンを記録しています。この数字は平成28年度に北海道で獲れたしじみのうちの約8割に該当します。

関東

東京都や茨城県といった関東地区でもしじみを獲ることができます。
特に、茨城県は関東地区の中で一番しじみの漁獲量が多いことで知られており、「ひぬまやまとしじみ」というブランド名をつけて販売していることで有名です。
茨城県には涸沼(ひぬま)という湖があり、そこで獲れたヤマトシジミなので「ひぬまやまとしじみ」とよんでいます。

また、東京都ではかなり昔からしじみを獲っており「江戸前しじみ」とよばれていることもあります。
上記に挙げた他県と比較をすると漁獲量は少ないですが、江戸川や荒川、多摩川といった都内の有名な川でしじみを獲ることが可能です。