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えびとしじみの相乗効果について

えびとしじみには栄養がたくさん

えびとしじみはどちらも日本人の食生活に馴染み深い食材です。
えびとしじみには、からだによい成分がそれぞれ含まれていますが、なかには両者で共通している成分もあります。
例えば、タウリン、ビタミンE、アルギニン、亜鉛といった成分はどちらにも含まれている成分です。
そのため、しじみとえびを一緒に食べればこれらの成分をたくさん摂取できます。
反対に、しじみとえびのどちらか片方にしか含まれていない成分もあるため相乗効果も見込めます。
えびとしじみを摂取することにより、具体的にどのような効果を得られるのか、以下の項目で見ていきましょう。

抗酸化作用がある

亜鉛やビタミンEには抗酸化作用があります。
人間の体内では活性酸素という物質が発生しています。活性酸素は体内の細胞を傷つけるという特性を持っており、加齢とともに活性酸素の数は増えていきます。
活性酸素によって細胞が傷つけられていくことを酸化とよび、その酸化を抑制する作用が「抗酸化作用」です。

亜鉛は、抗酸化作用のあるビタミンAの働きを活性化させてくれる成分です。
また、ビタミンEに関しては老化の原因となる酸化を防ぐ効果が強いため「若返りのビタミン」ともよばれています。
さらに、しじみにはビタミンCが含まれており、ビタミンEと一緒に摂ることにより抗酸化作用が強力になります。

肝臓の働きを手助けしてくれる

タウリンは、主に肝臓の機能を高めてくれる成分として知られています。
例えば、アルコールを摂取した際に発生するアセトアルデヒドという毒素の分解の負担を軽減したり、肝臓から分泌される胆汁の生成を促したりといった働きがあります。
ちなみに、胆汁の生成促進に関しては血液中のコレステロールも深く関連しています。
胆汁の材料として、血液中のコレステロールが使われるため、胆汁の生成促進はコレステロール値の低下にも効果的です。
また、しじみに含まれているオルニチンは、肝臓でタンパク質を分解する際に発生するアンモニアを無毒化する効果があります。

免疫力の向上

アルギニンや亜鉛は免疫力の向上に効果的です。
アルギニンはマクロファージという細胞を活性化させて強いからだを作ってくれます。
マクロファージとは、体外からやってきたウイルスや細菌、がん細胞などからからだを守る役目を担っている細胞です。
そのため、マクロファージなどの免疫に関わる細胞が活性化されると、病気に強いからだを維持できます。

また、亜鉛に関しては粘膜の保護をしているビタミンAを活性化させて、細菌やウイルスに強いからだを作ってくれます。
マクロファージと似たような働きを担っている白血球という細胞を作る際にも亜鉛は欠かせません。

さらに、えびに含まれているアスタキサンチンはがんの発生の抑制効果があり、キチンやキトサンといった成分には免疫力向上の効果があるため、しじみと一緒に摂取をすれば高い免疫力を得られます。

えびとしじみを使ったおすすめ料理

えびとしじみはさまざまな料理に活用できます。
例えば、ラーメンの具としてえびやしじみを利用すれば海の幸満載の海鮮ラーメンが作れます。
また、少し贅沢なお味噌汁を飲みたいときは、しじみのお味噌汁にえびを加えるのもよいです。
洋風の料理が食べたい時は、しじみとえびのアヒージョなどもおすすめです。

まとめ

えびとしじみは共通する効果がいくつもあるため、一緒に摂取すればからだの内側から元気になれます。
えびとしじみは同じ魚介類ということもあり、味の相性もばっちりなので、日頃の食事にぜひ加えてみてはいかがでしょうか。