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しじみに含まれるアデノシンとは?ATPとの関連についても解説!

しじみに含まれるアデノシンについて

しじみにはアデノシンという成分が含まれています。
アデノシンとは、DNAなどを構成しているアデニンという物質と、糖の一種であるリボースという物質が結合した成分です。
アデノシンはしじみ以外に大豆や野菜など数多くの食材にも含まれており、非必須栄養素に分類されている成分ではありますが、人間の体内において重要な役割を担っています。

アデノシンは「カフェインに弱い」という弱点を持っており、せっかくアデノシンを摂取したとしてもカフェインが体内にあると、アデノシンの動きは抑制されるため注意が必要です。
カフェインを多く含んでいるコーヒーや紅茶、コーラ、エナジードリンクなどと一緒にしじみを摂取するのは、アデノシンのことを考えるとあまりおすすめできません。

アデノシンとATPの関連性について

体内に取り込まれたアデノシンはリン酸とよばれる成分と結合して、ATP(アデノシン三リン酸)に作り替えられます。
アデノシンが単体で体内に存在することはほとんどなく、基本的にはこのATPとして機能しています。
ちなみに、しじみに含まれているオルニチンはATPの生成にも関わっている成分です。
体内にアンモニアとよばれる疲労物質がたくさんあるとATPの生成がスムーズにいきません。
しかし、オルニチンにはアンモニアを取り除いてATPの生成を手助けする役目があります。
つまり、しじみにはATPの生成に関係している成分がたくさん含まれていのです。

ATPがないと人間のからだは健康を維持できない

ATPは体内において熱を発したり、エネルギーを作り出したり、さまざまな化学反応を起こすために必要になので、よく体内の通貨だと例えられます。

ATPという名の体内の通貨を消費して、体内の多くの働きを維持しているのです。
ATPの生産がスムーズにいかなくなり体内のATPの数が減少すると、臓器や筋肉、神経といった数多くの場所が弱っていきます。
ATPが少ない状態のまま放置しておくとからだの痛みや疲れなどを感じやすくなり、さらにそれが悪化すると最終的にがんや糖尿病、心臓病といった深刻な病気を招くこともあるため危険です。

まとめ

しじみには生命活動にかかせないATPに関する栄養が含まれています。
健康を維持するためにも、しじみを積極的に食べてATPの数を増やしましょう。