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インスタントのしじみの味噌汁について

インスタントのしじみの味噌汁の特徴

しじみを使った料理というと味噌汁を思い浮かべる人が多いでしょう。それだけ味噌汁としじみの相性はよく、日本人の口に合った食べ物なのです。
しかし、生のしじみで味噌汁を作ろうとした場合、しじみの砂抜き作業や茹でる工程が必要になるため、調理の時間をゆっくり取ることができない人にとってはなかなか食べられない料理です。
そのような時に便利なのが、インスタントのしじみの味噌汁です。
インスタントのしじみの味噌汁は、わざわざ一から味噌汁を作る必要もなく、砂抜きや殺菌作業が全て完了しているしじみが入っているため、時間がない時でも手軽に摂取することが可能です。

生のしじみの味噌汁との違いは?

生のしじみの味噌汁よりもお手軽というメリットを先述しましたが、一番気になるのは「栄養面ではどうなのか」という点です。
どんなにお手軽だったとしても、栄養面で生のしじみに大きく劣ってしまうようでは考えものです。
そこで生のしじみの味噌汁とインスタントのしじみの味噌汁では、それぞれどのように効果が変わってくるのか以下の項目にまとめました。

インスタントだと「しじみ○個分」といった表記をしている商品もある

生のしじみを使って味噌汁を摂取する場合、お椀の大きさなどにもよりますが味噌汁1杯で約30~40個のしじみを摂取することが可能です。
それに対し、インスタントの味噌汁は商品のパッケージに「しじみ○個分の栄養」といった表記がされているものが多く見受けられます。
生のしじみと同じく1杯で約30~40個のしじみを摂取できるものもありますが、中にはそれ以上(約50~70個)のしじみを摂取するのと同じだけの栄養を含んでいるインスタント商品も存在します。
生のしじみを使って作った味噌汁の場合は、インスタントのように栄養だけ抽出して摂取するといったことができません。
そのため、商品によってはインスタントの方が多くの栄養を摂取できる可能性があります。

乾燥タイプと生タイプの2種類がある

インスタントの味噌汁には、大きく分けて乾燥タイプと生タイプの2種類があります。
乾燥タイプとは、フリーズドライしたしじみの味噌汁にお湯を注いで食べるタイプの商品です。
フリーズドライには「素材の栄養をほとんど失わない状態で乾燥させている」というメリットがあるため、生のしじみの味噌汁と比較をしても、栄養面で大きく差が出ることはありません。

一方、生タイプはしじみや味噌をそのまま真空パックしたタイプの商品です。
フリーズドライに比べると酸化しやすいため、商品によっては添加物を用いている場合があります。
国に認められた比較的害の少ない添加物を使用しているとはいえ、全くの無害とはいい切れません。
また、リンを含んでいる食品添加物(リン酸塩など)の場合、しじみに含まれている亜鉛の吸収の邪魔をするデメリットもあります。
そのため、添加物の多い生タイプのしじみの味噌汁は、生のしじみの味噌汁に比べて栄養吸収率が劣る可能性があるということを念頭に置いておきましょう。

まとめ

インスタントのしじみの味噌汁も生のしじみの味噌汁も、それなりに栄養を摂取することは可能です。
しかし、インスタントのしじみの味噌汁の場合は商品によって、含まれている栄養の量や、亜鉛の吸収を邪魔する添加物の量が異なってきます。
そのため、インスタントのしじみの味噌汁を購入する場合は成分表や原材料の項目をよく確認しましょう。