しじみとチーズの相性について

しじみとチーズには肝臓に優しい成分がたっぷり入っている

しじみとチーズには、肝機能を向上させる成分がたくさん含まれています。
例えば、しじみはオルニチンやタウリン、アルギニン、メチオニンといった肝機能を向上させるアミノ酸が豊富です。
そして、チーズにもしじみと同じアルギニンやメチオニンが豊富に含まれています。
つまり、しじみとチーズを一緒に摂取すれば、効率よく肝臓をケアできます。

「しじみのお味噌汁は二日酔いに効く」や「お酒のおつまみとしてチーズを摂取すると悪酔いしない」という話をよく耳にする理由は、先述した肝機能を向上させる成分が関係しています。
アルコールを摂取すると、肝臓はアルコールに含まれている毒素を分解する作業で忙しくなります。
肝臓が弱い人だと分解が追いつかず、アルコールに含まれている毒素が体内で悪さをして二日酔いや悪酔いを引き起こすため注意が必要です。
そこでぜひ摂取しておきたいのが、しじみとチーズです。
しじみやチーズに含まれている成分は、アルコールの分解で忙しく動いている肝臓をサポートし、分解作業が滞らないように働いてくれます。

しじみとチーズを使ってお粥を作ろう！

しじみとチーズは、和食と洋食のイメージもありあまり接点がないように感じられますが、とても味の相性が良い食材です。
砂抜きして茹でたしじみに、溶けたチーズをかけて食べるだけでも十分おつまみになりますが、それだけでは物足りないという場合は、しじみとチーズのお粥がおすすめです。

作り方はとてもシンプルで、まず鍋に水400ミリリットルと砂抜きしたしじみ300グラムを入れて火にかけます。
しじみの口が開いてきたら、しじみを鍋から一旦取り出しましょう。
次に、しじみを茹でた汁にお好みのチーズ60グラムと、豆乳300ミリリットル、炊いたお米600グラム、?油大さじ1杯分を入れ、お米が柔らかくなって水気が少なくなるまで煮込んでいきましょう。
最後に、取り出したしじみをお粥の上にトッピングすれば完成です。
お粥であれば胃もたれの心配も必要ないため、お酒の締めとしてもおすすめです。

まとめ

しじみとチーズには肝臓にとって嬉しい成分がたくさん含まれています。
二日酔いや悪酔いによく悩まされる人はぜひしじみとチーズを一緒に摂取しておき、アルコール対策をしておきましょう。
そうでなくとも、お酒をよく飲むという人は肝臓を労わってあげるつもりで、ぜひしじみとチーズを使った料理をお酒のお供にしてみてはいかがでしょうか。