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しじみに含まれる亜鉛について

しじみに含まれている亜鉛の効果や量

亜鉛とはミネラルの一種で、皮膚や骨、肝臓、腎臓などを形成する際に欠かせない重要な成分として知られています。
それだけでなく、味細胞(味を正確に感じるために必要な細胞)の生成や、抗酸化作用、免疫力の向上、うつ病の改善、男性の勃起障害改善といったさまざまな効果を与えてくれる成分です。

ただし、亜鉛は人間のからだの中で作り出すことができない成分であるため、食べ物から摂取しなくてはいけません。
そこでおすすめしたい食べ物がしじみです。
しじみは亜鉛の含有量が多い食べ物であり、100グラム食べれば2ミリグラム程度の亜鉛を摂取できます。
2ミリグラムというととても少ない数字のように思えますが、1日に摂取すべき量は男性で8ミリグラム、女性で6ミリグラムであるため、亜鉛の摂取に役立てることができます。
1日に摂取すべき亜鉛の量をしじみだけで補うことは難しいですが、肉や大豆、しじみ以外の魚介類にも亜鉛は含まれているため、他の食べ物と組み合わせて食べることをおすすめします。

しじみの亜鉛と相性のよい食べ物や飲み物

それでは次に、しじみと食べ合わせることによって亜鉛を効率よく摂取できる食べ物や飲み物について紹介します。
ビタミンCの多いアセロラやケール、亜鉛をたくさん含んでいる肉類、魚介類、大豆製品は特におすすめの食べ物です。
なぜこれらの食べ物がしじみと相性がよいのか順番に解説していきます。

アセロラ・ケール

亜鉛はビタミンCと一緒に摂取することによって、コラーゲンの生成を促してくれます。
コラーゲンが生成されると、綺麗な肌を保つことができたり、丈夫な骨を作ったりできるため、健康的で若々しいからだを保持するのにうってつけです。
ビタミンCが多く含まれている食べ物というとレモンを思い浮かべる方も多いかもしれませんが、実はアセロラやケールの方が多くのビタミンCを含んでいます。
しじみの味噌汁+ケールの青汁やアセロラジュースといった朝ごはんは効率的な亜鉛の摂取方法だといえます。

豚肉・牛肉・鶏肉

しじみよりも多くの亜鉛を含んでいる代表的な食べ物といえば、豚肉や牛肉、鶏肉といった肉類です。
特に、豚肉のレバーや牛のもも肉、鶏のもも肉は亜鉛の含有量が多いため、しじみと一緒に食べ合わせることによって1日に摂取すべき亜鉛の量を補うことができます。

うなぎ・ほたて

しじみだけでなく、うなぎやほたてといった魚介類も亜鉛が多く含まれています。
そのため、しじみと食べ合わせることによって必要な亜鉛を補うことが可能です。
ちなみに、牡蠣は魚介類の中で断トツに亜鉛の含有量が多く、100グラムあたり約13ミリグラムもの亜鉛が含まれているため、単体でも十分に亜鉛を補うことができます。

納豆・高野豆腐

納豆や高野豆腐といった大豆製品も亜鉛を多く含んでいます。
これらの食べ物は和食と相性がよいため、しじみの味噌汁や炊き込みご飯といったメニューにも合わせやすいというメリットがあります。

まとめ

しじみに含まれている亜鉛の量はとても多いとは言い難いです。
しかし、亜鉛を含む他の食べ物と一緒に食べれば必要な摂取量をクリアすることは容易であるため、バランスのよい食事を心がけましょう。