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しじみに含まれている葉酸について

しじみには葉酸が含まれている

葉酸とは、ビタミンの一種で人間のからだにとって欠かせない成分のひとつです。
成人であれば1日に約240マイクログラムの葉酸を摂取するのが好ましく、妊娠中の人は1日に約400マイクログラム摂取するのが好ましいとされています。
葉酸はDNAの生成に深く関わっている成分であり、妊娠中に葉酸が不足してしまうと胎児の発育にも大きな悪影響を与えます。また、葉酸は血液を作る成分でもあるため、出産に向けて多くのエネルギーを必要とする妊娠中には重要な成分です。

しじみには100グラムあたり約26マイクログラムの葉酸が含まれています。
そのため、しじみだけで1日に摂取すべき葉酸の量を体内に取り込むのは難しいです。
しかし、枝豆や焼き海苔、レバーといった葉酸を多く含む食べ物と一緒に食べれば、必要な量の一部を補うことができます。

葉酸の働き

葉酸は妊娠中の人以外にもさまざまなメリットを与えてくれる成分です。
葉酸を摂取することによってどのような効果を得ることができるのか紹介します。

美肌・美髪効果

葉酸は肌の生まれ変わりを助ける役目を担っています。
そのため、葉酸を適度に摂取していれば新しくて綺麗な肌への再生もスムーズになります。
特に、年齢を重ねるほど肌の生まれ変わりが鈍くなる傾向にあるため、葉酸はアンチエイジング効果も期待することが可能です。
また、葉酸は血流をよくして頭皮の生まれ変わりもスムーズにしてくれるため、健康的でコシのある髪の毛の生成にも役立ちます。
ちなみに、しじみには葉酸だけでなく、肌に弾力やハリを与えることを手助けするビタミンCやアンチエイジングに有効なオルニチン、ビタミンEといった成分も含まれています。
そのため、美容に力を入れている人にとってしじみは心強い味方です。

うつ予防に効果的

葉酸は自律神経に働きかけて整える作用があります。
うつ病患者の中には「葉酸を摂取したおかげで症状が緩和した」という人も数多くいるため、うつ病に効く栄養として葉酸を勧める心療内科の医師もいます。

ダイエット効果

葉酸の血流改善効果は、ダイエットにも繋がります。
なぜなら、血流がよくなることによって、体内の余分な脂肪の代謝が上がるということが分かっているからです。
また、しじみには葉酸と同じく代謝が上がる効果のある成長ホルモンの分泌を手助けする、オルニチンやアルギニンといった成分も含まれているため、葉酸とはまた違ったアプローチで代謝を促すことが可能です。

まとめ

しじみに含まれている葉酸の量は多くはありませんが、それ以外にもメリットを与えてくれるさまざまな栄養がたくさん含まれています。
そのため、葉酸の摂取を補うついでに美容効果や健康効果を得たい人は、ぜひしじみを積極的に摂取してみてはいかがでしょうか。