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しじみに含まれているビタミンEについて

しじみに含まれているビタミンEの量

しじみにはビタミンAやビタミンB12など数多くのビタミンを含んでいる食べ物です。
今回はその中でも抗酸化作用などの効果があるビタミンEについて紹介します。
しじみに含まれているビタミンEの含有量は、100グラムあたり約1.7ミリグラムといわれています。
そもそもビタミンEというのは、4種のトコフェロール(アルファ、ベータ、ガンマ、デルタ)と4種類のトコトリエノールの全8種類の総称です。
このうち、しじみに含まれているのはトコフェロールの一種であるアルファ(=α-トコフェロール)だということが分かっています。
α-トコフェロールはトコフェロールの中で最も人間にとってよい効果を与えてくれる成分であるため、しじみを摂取すればビタミンEの中でも特に重要な成分を摂取することが可能です。

ビタミンEの働き

次に、ビタミンEが人間のからだにどのような効果を与えてくれるのか具体的な働きを見てみましょう。
ビタミンEを摂取することによって抗酸化作用の他に、血液促進効果や女性ホルモンの分泌調整といった効果を得ることができます。

抗酸化作用がある

酸化とは、活性酸素によって体内の細胞が傷つけられ、その結果からだの老化を引き起こす状態のことを指します。
ビタミンEにはこの酸化を緩和する効果があり、酸化の原因となる活性酸素と結びついて除去する仕組みを持っています。
つまり、ビタミンEの摂取は老化防止にも繋がるため、アンチエイジングにも効果的です。
しじみには同じくアンチエイジング効果を持つオルニチンという成分も含まれているため、ビタミンEとの相乗効果も期待できます。

血流促進効果がある

ビタミンEには毛細血管を拡張させる効果があります。
毛細血管が拡張されると血流がスムーズになるため、血流悪化によって引き起こされる肩こりや冷え性、頭痛といった症状の改善が期待できます。
また、血流がよくなることによって体内の新陳代謝が活発化して、肌の再生もスムーズになるため美肌作りにも有効です。

女性ホルモンの量を調整する

ビタミンEは女性の副腎や卵巣に蓄えられ、女性ホルモンの分泌量を調整する作用があります。
そのため、女性ホルモンの分泌調整がうまくいっていないことによって起こる月経不順や生理痛を改善してくれます。
ビタミンEは美容面だけでなく女性特有のトラブルにも対応しているため、まさに「女性の味方」といえる成分です。

まとめ

さまざまなよい効果を与えてくれるビタミンEですが、サプリメントや薬などで推奨されている量よりも過剰に摂取をすると出血時に血が止まりにくくなるという障害が出てきます。
サプリメントや薬ではなく、しじみなどの食事からビタミンEを摂取すれば過剰摂取することは考えにくいためおすすめです。