しじみを食べ過ぎるとどうなる?摂取制限すべき?

しじみを食べ過ぎるとどうなる?

お味噌汁の中に入っていることが多い具といえば、しじみを思い浮かべる人も多いでしょう。
ひとつの料理の中にいくつもしじみが入っていることが多く、一個のサイズはとても小さいため「食べ過ぎた」という感覚を与えにくい食材だといえます。
ただし、そんなしじみでも大量に摂取してしまうとからだに害を与える可能性があります。

しじみは100グラムあたり、5.3ミリグラムの鉄分が含まれている食材です。
この程度の摂取であれば特に問題はなく、むしろ鉄分が不足している人には、貧血解消や疲労回復といった良い効果を与えてくれます。
しかし、人間が1日に摂取すべき鉄分の量は男性だと7ミリグラム程度で、女性だと10ミリグラム程度だといわれているのをご存知でしょうか。
この摂取量を超えてしまうと鉄分の取り過ぎとなり、便秘や胃のトラブルに繋がることがあります。
そのため、どんなにしじみが好きでも1日約110グラム(6ミリグラム程度の鉄分)の摂取にとどめておくことをおすすめします。

しじみの摂取制限をした方がよい人とは

からだの状態によっては「しじみを摂取しない方がよいケース」もあります。
例えば、肝機能が低下している人はしじみの摂取制限をした方がよいです。
なぜ摂取制限をすべきなのか、以下の項目で詳しく解説します。

なぜ肝機能が低下している人はしじみがNGなの?

肝脂肪やC型肝炎、慢性肝炎といった病気を抱えているせいで肝機能が低下している人は、しじみの鉄分によって肝臓の状態がさらに悪化する可能性があります。
鉄分といえば肝臓の機能を向上させることで知られている成分であるため意外に思われる方もいますが、肝臓の病気を患っている場合は体内の鉄分が過剰になると肝細胞を攻撃するため負担になってしまうのです。
そのため、肝機能が低下している場合は、必ず医師と相談をし、1日のうちに摂取してよい鉄分の量を把握しておきましょう。

しじみを過剰摂取しないためのコツ

しじみの過剰摂取が心配な場合は、鉄分の吸収を緩和してくれる成分を一緒に摂取しましょう。
例えば、お茶・コーヒーなどに含まれているタンニンやカフェイン、大豆に含まれているフィチン塩酸、ほうれん草に含まれているシュウ酸などは鉄分の過剰摂取対策に有効です。
しじみの料理を食べる時はこれらの飲み物や食材を意識した上で摂取してみてください。

まとめ

鉄分が豊富に含まれているしじみですが、過剰摂取すると良い効果を得るどころか、体調不良の原因になります。
どんな物も食べ過ぎには注意が必要であり、しじみも例外ではないということを念頭に置いておきましょう。